非加熱(生)蜂蜜
オーガニック蜂蜜

蜂蜜の素晴らしい事実

蜂は人類よりも5,6万年長く地球上に存在しているのをご存じ ですか?原始人も蜂蜜を好んで食していたそうです。驚く事に太古の昔に存在した医者や研究者は蜂蜜が人の寿命を延ばすことを知っていたのです。エジプトの3,500年前に記された医学文

献の一つには蜂蜜を用いて胃、肺、腎臓、目、肌などの病気を治療をしている事実が記してありました。加えて、東洋医学も蜂蜜治癒効果を無視してはいませんでした。古代中国の医学文書では「蜂蜜を日常的に食べると若返り効果、長生きをする」と書させていたのです。四千年以上さかのぼったインドでは蜂蜜を薬として使っていたそうなのです。しかし、蜂蜜はただの長い歴史をもった薬としてではなく近代の医療の現場でも活躍しています。研究者は蜂蜜が子供の多種の炎症と戦うだけではなく大人にもとても有益である事を結論付けました。面白い事に、蜂蜜に含まれる無機塩の量はヒトの血液と同じなのです。この様な理由からビタミンを摂取するのに蜂蜜は、果物や野菜などよりもいいのです。長期保存されている蜂蜜でも健康に必要なビタミンや栄養を長い間保存する事ができます。また、蜂蜜だけではなく蜂の毒の部分にも治癒効果があるのです。多発関節炎、坐骨神経痛、肋間神経痛、喘息、偏頭痛などの症状に薬局の薬が効かない場合は蜂の毒から作られた薬を使うのです。ロシアでは蜂蜜は甘い食べ物としてだけではなく薬として収穫、食されて来ました。平均的な養蜂家の寿命はその他と比べて長いのです。生蜂蜜を毎日食する事で健康的な長い仁背を送る事ができる事でしょう。
極寒の地シベリアとミツバチ

冬の時期
冬の間には蜂の家族が入った巣箱を「オムシャニック」と呼ばれる特注され たとても大きな家に入れます。この倉庫は日本の家よりも遥かに大きく、 200個に巣箱を収納できるのです。オムニシャックに使われる木材はとて も分厚く、幅が30~70センチあり、室外のマイナス40度から巣箱を守 ります。また室内温度を保てる理由は建物の構造だけではなく、巣の中で蜂 が自らの羽を振り居心地のいい温度を作るのです。巣箱フレームには蜂蜜が 20キロ程あり、それを蜂が食します。それ以外に一つの巣箱に対し10キ ロの蜂蜜を保存しておき春がきて蜂が蜜を集めに行く前の時期の貴重な食糧 源にするのです。

春の時期
最初に開花し始める花は菩提樹(リンデン)で5月です。でもこの時期はま だ気温が安定していないのです。菩提樹の花は天候にとても左右され、場合 によっては蜂が集める蜜を出しません。この様な時に保存しておいて10キ ロの蜂蜜を食量として蜂に与えるのです。この時期に巣箱を運ぶ交通手段で あるトラックを遠隔地での収穫の為に備えます。

夏の時期
弊店の養蜂場は夏の間はとても忙しく1日当たり、16~18時間働きます。このとても忙しい時期に巣箱を特定の植物の開花時期に合わせて場所から場所へ移動します。そして蜂が巣蜜の80%以上に蓋をするのを待つのです。この様に完熟した蜂蜜はとても長持ちします。遠心分離機で巣蜜から蜂蜜を取り出し、それが終わるとすぐに次の場所に急ぎます。この作業は夏中なんども繰り返されます。シーズン最後の収穫はボルティア蜂蜜で9月なのです。

秋の時期
蜂蜜を整理し容器づめにし、巣箱を冬に備える準備をします。蜂の病気を防ぐ為の作業を始めるのです。9月の気温はマイナス10度程まで落ち込むのですが、これは我々にとって収穫して来た蜂蜜を楽しむ貴重な時間なのです。数あるお客様は、この蜂蜜供給開始の掛け声を心待ちにしているのです。

養蜂の問題点

「蜜蜂が絶滅したら人類は4年で滅ぶ」とはアルベルト・アインシュタインの有名な言葉です。過去の10年回の間に世界で明白な気候の変化が起こっています。四季が通常よりも1ヶ月遅れてきているのです。また、近年では蜜蜂の大量死に世界は震撼しています。数々の先進国での何億もの蜜蜂の家族が死んでいるのです。アメリカで各地で蜜蜂の劇的な大量死と消滅が話題になって



います。現在、アメリカでは野生種の蜜蜂は殆ど存在しません。アメリカだけではなく、ヨーロッパの様々な地区でも同じ現象が報告されています。米国は深刻な蜂蜜不足で、その供給を中国に頼っています。日本国内では85%が中国から輸入され、国内の生産率は僅か5%です。この5%という数字は日本人がいかに本物の蜂蜜を食するチャンスがない事を物語っています。なぜ蜂の存在は人々の生活に影響するのでしょう?それは蜂は農作物に多大な影響を与える為です。蜂は人々に蜂蜜を与えるだけではなく花々の受粉を助けます。種々の農作物、特に果物を作る木々は自己の受粉率が極めて低い為、蜂の大量死が原因で多種の農作物生産に著しい影響を与えています。現在、沢山のナッツ類の値段が数年前に比べると2倍に急高騰しているのはこの為なのです。また、数々の重要な植物は蜂のみに頼っているのです。蕎麦、ヒマワリ、リンゴ、チェリー、プラムなどもこの種の植物に分類されます。牛の餌となる全種クローバー、そして50%以上の果実の木も同じ分類になります。大量の化学薬品を使う事も蜜蜂の大量死に繋がっているのです。ロシアは長い養蜂の歴史を保有する為、国を挙げてこの問題に取り組んでいます。


「シベリア」という言葉を耳にすると広大な大自然が頭に浮かぶ事でしょう。弊店の蜂蜜はすべてこのシベリアで採取されています。農薬や工場から遥か遠い大自然でこの地にしか咲かない様なハーブの花々が生い茂っているのです。シベリアでは蜂が花の蜜や花粉を集める時期はわずか3ヶ月でその限られた期間に花々は忙しく花をつけます。残りの9ヶ月の冬の時期は気温がマイナス40度以下に達するほど寒く、蜂はその間に保存しておいた蜂蜜を食します。国内では一つの巣箱から採取される蜂蜜の量が平均15キロなのに比べシベリアでは驚く事に100キロあるのです。シベリアのミツバチはノーザンヨーロピアンビーと呼ばれ、その他の地域の蜜蜂と比べると体も大きくとても強いのです。これはシベリアの寒い冬を乗り切る為の栄養源である蜂蜜をより多く採取する為なのです。弊店の養蜂場で採取されるシベリアの蜂蜜はこの様な気候の条件下で出来る為、「最北端の蜂蜜」なのです。ビタミン、ミネラルや酵素はロシアの他の地域や諸外国の物からするととても濃縮されています。弊店はその豊富な種類を獲得する為に、蜂の巣を花々の開花時期に合わせて場所から場所へ移動するのです。どの採取地も国立公園や針葉樹林帯のど真ん中に位置し、人里から200キロ程離れている手付かずの大自然なので、弊店のすべての蜂蜜は100%オーガニックなのです。採取地の中には道がなく車が進入する事が出来ないので馬でしか巣箱を移動する事ができない程なのです。